韓国の公州大学に留学しました


 私は今年の夏休みに韓国の公州にある公州大学に一ヶ月間語学留学に行きました。このプログラムは在外韓国協会で企画された在外韓国人のためのプログラムですが、純日本人でも参加できます。なので、韓国の文化を学ぶことができるイベントがあります。また、プログラムが時間ごとにたてられていたので、行く前でも安心して行くことができました。

 大学に着いて1日目は寮で休んでいました。女子寮はアパートだった5階建ての建物をそのまま使っているようで、一つの号室に三つの部屋とシャワー、トイレ、冷蔵庫、洗濯物が干せる程度のベランダがあります。二日目になると、他の留学生の友達も寮に来て、一緒に話していました。私たちの学校の英語のように、韓国語に特化している学校からやロシア、アメリカ、インドなどのいろんなところからの留学生が来ていました。ロシア人やアメリカ人やインド人などの人との会話で、韓国語がわからないときは英語を使うなど、お互いの得意な言語を使って助け合っていました。それぞれの号室に担当の大学生が付き添うので、授業でわからなかったことや、オススメのお店や食べ物、お互いの学校生活などを話していたので、韓国での生活を実際に体感しているようでした。寮の建物の隣に教室がある建物があって、その中に食堂もあります。朝はパンもご飯もあって、昼には一番学生が来るので毎日違ったバリエーションのご飯が食べられます。

 主に平日は学校でクラスごとに授業を受けてから放課後に課外活動を行います。私のクラスでは、日常会話でよくあるシチュエーションで使う単語や、その文章の書き方、会話などを朝から昼まで勉強していました。授業が終わると友達と食堂でご飯を食べて、少し休んでから課外活動を行います。課外活動では、韓国の古くから使われているチャングという太鼓を習って演奏したり、カンガンスルレという踊りを習ったり、k–popのダンスを習ったりします。今の文化も昔の文化も学ぶことができるので、k-popに興味がある人も楽しめるプログラムでした。また、休日には寮の担当の大学生のお姉さんと一緒に市内に行ってチマチョゴリを着て街を歩いたりショッピングをしたりしました。

 私はこの留学を通して、韓国の文化や韓国語でいろんな国の人とコミュニケーションを知ることができました。なので、日本に帰ってきてからももっといっぱい韓国語を勉強するようになりました。(SIS10年 湯通堂愛)