Trip to Poland


2018年3月16日〜23日の期間で、SISとOISの生徒合わせて16名の生徒がポーランドへ行き、現地のウッジ第二高校の生徒と交流を行った。

この交流の目的は、「異文化社会の高校生の交流を通し、お互いの価値観の相違に気づき尊重し、学び合える」ことである。具体的な交流の一部として、事前にそれぞれの地域社会(学校、街、国)についてのムービーやスライドを作成し、お互いプレゼンテーションをし合うような取り組みを行った。
また、グループに別れてウッジ市の中心部やワルシャワ市内を散策するなどの交流を経験し、生徒は有意義な時間を過ごすことができた。



このウッジ第二高校の生徒さんが、11月26日~12月5日、SOISにやってきます。皆さんと会えるのを楽しみにしています。

槍ヶ岳に登りました

僕は幼稚園の頃からボーイスカウトを続けています。今回ボーイスカウト活動の一環で4泊5日の槍ヶ岳登山に6人で行って来ました。 そのプロジェクトの一環でPVを作成しましたのでぜひ見て下さい。
 槍ヶ岳は標高3180m、日本で5番目に高い山です。日本のマッターホルンと呼ばれていて、山地が槍のように突き出ていることから槍ヶ岳という名前が付きました。 今回歩いた「日本北アルプス表銀座コース」は主に稜線歩きなので見晴らしが良く景色が良い事が特徴です。
 ボーイスカウトと言っても知らない人がほとんどでは無いでしょうか? ボーイスカウトはざっくり言うと青少年育成のボランティア団体です。 友人に聞くと大抵「キャンプとハイキングするやつ?」みたいに言われます。 合っていない事は無いですが、厳密に言うと間違っています。 幼稚園で登山や山の中のキャンプが出来る訳が無いと言えば伝わりやすいかもしれませんが、ボーイスカウトには年齢によって6つの隊に分けられます。
・幼稚園年長〜小学校1年 ビーバー隊  集団への参加
・小学校2年〜小学校4年 カブ隊    自分に負けない
・小学校5年〜中学校2年 ボーイ隊   自分のために、仲間のために
・中学校3年〜高校3年 ベンチャー隊 責任、自立、挑戦、貢献   
・18〜24歳 ローバー隊  自己探求、自己確立、奉仕
・25歳以上 指導者 より良い社会・未来への行動
ビーバー隊〜ボーイ隊までは既に指導者が決めた活動を行って社会で必要な精神や協調性を養い、 ベンチャー隊で社会で必要な企画・計画・実施・報告一連のプロセスを養います。 ローバー隊・指導者はビーバー隊〜ボーイ隊指導に当たります。 つまり「ハイキングをする」「キャンプに行く」「槍ヶ岳登山をする」ことがボーイスカウト活動の目的では無いのです。 特に今所属しているベンチャー隊では、会議を行い毎回プロジェクトの目的・目標をしっかり練ります。
 今回の槍ヶ岳プロジェクトでは以下の目的目標を設定しました。
・目的:一年の活動の集大成を夏の遠征で発揮し、今後のベンチャー活動につながるような結果を残す。
・目標:新規ベンチャー隊員を増やすために、ベンチャー隊ならではの長期遠征の良さを伝えるカブ・ボーイ向けの動画や資料を作成する。今後のプロジェクト報告書の見本となるような伝説級の報告書を作成する。

 目標にもある通り、今回のPVは夏山登山(長期遠征と呼んでいます)の良さを下の年代や一般の方々に知ってもらう為に作成しました。 明確な目的目標を設定するということは言い換えればRQを作るようなものであり、大学での研究や会社での企画を行う上で大切になってくるはずです。 僕は10年間のボーイスカウト活動を通じて成功もしたし失敗もした、楽しかった思い出もあるし辛かった経験もある。 でも今までしてきた活動を振り返ってみると、続けて来て良かったなと思っています。
 ボーイスカウトは高校生から入隊することはできない(遅くともボーイ隊から参加する必要があります)ので、ここであまり長く書いても意味が無いかもしれませんが、 この記事で一人でも多くの人がボーイスカウトに興味を持ってくれることを願っています。 まだ動画を見ていない方は是非とも見てみて下さい。一部分だけですがボーイスカウト活動の良さが伝わると思います。 差し支えなければ動画の「いいね」及び「シェア」をよろしくお願いします。(SIS11年 松原功樹)

韓国の公州大学に留学しました


 私は今年の夏休みに韓国の公州にある公州大学に一ヶ月間語学留学に行きました。このプログラムは在外韓国協会で企画された在外韓国人のためのプログラムですが、純日本人でも参加できます。なので、韓国の文化を学ぶことができるイベントがあります。また、プログラムが時間ごとにたてられていたので、行く前でも安心して行くことができました。

 大学に着いて1日目は寮で休んでいました。女子寮はアパートだった5階建ての建物をそのまま使っているようで、一つの号室に三つの部屋とシャワー、トイレ、冷蔵庫、洗濯物が干せる程度のベランダがあります。二日目になると、他の留学生の友達も寮に来て、一緒に話していました。私たちの学校の英語のように、韓国語に特化している学校からやロシア、アメリカ、インドなどのいろんなところからの留学生が来ていました。ロシア人やアメリカ人やインド人などの人との会話で、韓国語がわからないときは英語を使うなど、お互いの得意な言語を使って助け合っていました。それぞれの号室に担当の大学生が付き添うので、授業でわからなかったことや、オススメのお店や食べ物、お互いの学校生活などを話していたので、韓国での生活を実際に体感しているようでした。寮の建物の隣に教室がある建物があって、その中に食堂もあります。朝はパンもご飯もあって、昼には一番学生が来るので毎日違ったバリエーションのご飯が食べられます。

 主に平日は学校でクラスごとに授業を受けてから放課後に課外活動を行います。私のクラスでは、日常会話でよくあるシチュエーションで使う単語や、その文章の書き方、会話などを朝から昼まで勉強していました。授業が終わると友達と食堂でご飯を食べて、少し休んでから課外活動を行います。課外活動では、韓国の古くから使われているチャングという太鼓を習って演奏したり、カンガンスルレという踊りを習ったり、k–popのダンスを習ったりします。今の文化も昔の文化も学ぶことができるので、k-popに興味がある人も楽しめるプログラムでした。また、休日には寮の担当の大学生のお姉さんと一緒に市内に行ってチマチョゴリを着て街を歩いたりショッピングをしたりしました。

 私はこの留学を通して、韓国の文化や韓国語でいろんな国の人とコミュニケーションを知ることができました。なので、日本に帰ってきてからももっといっぱい韓国語を勉強するようになりました。(SIS10年 湯通堂愛)

Asia Youth Leaders 2018 に参加しました



 私はこの夏休みに、ジャカルタ、インドネシアで開催された、Asia Youth Leaders 2018 に参加してきました。
 アジアの6カ国(インドネシア、日本、中国、台湾、タイ、マレーシア)から高校生が集まり、レクチャーや学校訪問、ヤクルトの工場見学、イオンモールでのインタビューなどを通し、チームでディスカッションをし、最終日にプレゼンをするという内容でした。
 今年は「インドネシアの食育」と言うテーマだったので向こうの食生活や環境などについてたくさん学びました。さらに、各国の専門家の方々とお話しする機会もありました。また同時に自分の中で、リーダーシップとは何かということや、それぞれの国の文化と考え方の違いについてかなり考え、本当に濃い一週間だったと思います。
 一週間のスケッジュールは、毎日6時に起床、各自で朝ごはんを食べ、7時245分集合、そこからレクチャーを聞いたり、3時間かけて工場に行ったり、渋滞に巻き込まれたり、夜1時~2時までディスカッションをしたり、パフォーマンスの練習をしたりして、本当にハードスケジュールでしたが、皆とジムに行ったり、夜の散歩をしたり、カードゲームで遊んだり、お部屋で喋ったりすることもあり楽しく1週間を過ごすことができました。
 最終日のプレゼン大会で、残念ながら私のチームは入賞することができませんでした。しかし私以外の3人の千里国際生のチームはそれぞれ1位、2位、3位に入賞することができました。9チームもあったのに3人で全部取っちゃうのすごくないですか?!
さすがSISって思いました。本当に誇らしいです。
 最初は本当に不安で怖くってたまらなかったけど、実際行ってみたら初めて、ディスカッションも楽しいと思え、VIPの前で堂々とプレゼンをできるようになり、たくさんの友達もでき、本当に行ってよかったと思います!
 こんなに素晴らしい、貴重な経験をさせてくれてありがとうございました! 
(SIS10年 松岡茜)