SGH ~SOIS EARTH WEEK「青空教室」を開催しました。~

SOIS EARTH WEEK とは、毎年行われており、SOIS内で環境保護に取り組み、私たちでも環境保護のためにできることをすることで、地球環境を大切にしようという意識を強めていくための週間です。今年度のSOIS EARTH WEEK は、2018年423日~4月27日までの一週間でした。

今年は、学校内の電気を使用せずに、屋外で勉強する「青空教室」を開催しました。今日では、日中の晴れて太陽が出ている時間にも教室内で電気をつけて授業を行うクラスが多く、電気代がかかることはもちろん、太陽が出ているのに電気をつける必要はないと思いました。「え?!外で授業するの?」と驚かれた人も多いと思いますが、授業によってはパソコンしかいらない授業などのたくさんあるので、可能な授業だけでも青空教室に参加していただきました。




教室に集合するのではなく、中庭で集合し、小さな黒板を用いて授業を行いました。


一週間の青空教室を実施したうちで、6つのクラス(SHRSGH、社会、国語、数学、)が全部で10時間参加してくれました。たくさんの先生方が、「開放的な気分で学習することができたので、全体的に生徒の表情も明るかった、雰囲気が変わってとても良かった」「少人数でやるべきことを心得ているメンバーが、たまに行うのであれば有効であると思う」と言ってくださいました。しかし一方で「余りの天気の良さに、日焼けを気にする生徒が多くいた」「ホワイトボードがないので、数学などの授業は少しやりにくかった」などの指摘をいただきました。私の友人からは「外で授業すると、自然に近いから気持ちいい気分になれる」などのコメントをもらいました。
改善点としては、ホワイトボードを中庭に用意しておくこと、日差しの強い日には芝生の方ではなく、上に屋根のある方を使ってもらうことなどが挙げられました。

学校という最高の学び場で、私たち生徒一人一人が小さなことからでも地球環境とその保護のための取り組みを行うことは、私たち生徒にとっても、地球全体にとっても、有意義なことだと思います。一週間という短い間でしたが、友人や先生方から「今日青空教室しよー」という声が聞けたのが嬉しかったです。このような取り組みを学校全体でより長期的なスパンですることができたら、私たちの住む地球がより良いものになると信じています。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

SIS 12-3 國分童葉



サマープログラムの紹介


SIS高等部生徒のみなさんへ

この夏のプログラムの募集が届いています。
自分をスケールアップするために、今何が必要か?
慎重にえらび、そして大胆に挑戦しましょう!

今回はハードな内容のものが多いですが、それだけに得るものもでかいはず。
人生が変わるかもしれません。

今回の挑戦メニュー

   『イオン1%クラブ財団主催 アジアユースリーダーズ事業』   応募締め切り423() 志望エッセイを提出(英語科山本先生まで)

2018818()25()8日間 インドネシア訪問 参加費無料 募集4
「参加費無料でインドネシアに派遣。参加希望者が多数になると思いますので、しっかり志望エッセイを書いて提出してください。」
詳しくは添付ファイルを見てください。


   総合政策トピックスA(村田学校)   応募締め切り(校内)57() 志望理由を書いて教頭の田中まで提出 

201881()5() 45日 村田俊一(総合政策学部教授)と大学生との合宿、千刈キャンプ 23,000円 募集は5
「しんどさと中身の濃さで有名になったあの村田塾です。村田先生が5日間、寝食を共にして鍛えてくださいます。将来、国際機関で活躍したい人はmustです。」
詳しくは添付ファイルを見てください。


   ワールド・ユース・ミーテイング2018   応募締め切り51() 志望理由書800字以内 社会科米田先生に提出

201882()7() 立命館大学琵琶湖草津キャンパス 国内18校の大学、高校、海外26校が参加 参加費1000円 宿泊(7/5,6)費1800円(食費別)
「約1000人が参加する大きなイベント。2日から5日は海外からの参加者をホームステイで受け入れ、準備して56日の本番に臨みます」
詳しくは添付ファイルを見てください。


   関西学院関連高校生オールスターキャンプ 815()17() 千刈キャンプ 参加費10000

一般参加者の募集は6月に予定しています。詳細が決まりましたらお知らせします。
実行委員の募集はすでに山田先生からSOISmailでお知らせをしていますので,そちらを参照してください。

田中 守

SGH ~KGU 総合政策学部 村田ゼミ×千里国際合同ゼミ2018 開催しました~

関西学院総合政策学部 村田俊一先生のゼミ生と合同ゼミを開催しました。
2018年4月7日(土) 千里国際キャンパスにて。

今年度3回目となりました、
村田俊一ゼミと千里国際の合同ゼミ。
千里国際からは12名、
村田ゼミからは16名が参加し、
生徒28名、先生も合わせると総勢31名。
千里国際高等部の生徒の記事はこちら



村田先生から出していただいた、国際開発のケースメソッドの課題に取り組み、
開発現場の非常にリアルな、複雑に事情が入り組むケースを約1か月半読み込んで、
分析し、「この状況で、何を考え、何をするべきか?」に対する答えを
村田ゼミ生3・4年生で構成される、3グループの発表がありました。




千里国際高等部2・3年生は1グループで発表を行いました。





大学生・高校生の混成グループでディスカッションも行いました。


院生の北川さんから
生徒の皆さんから「テキストに書かれていることが限られていて」という声が
あったけれど、
ケースメソッドのテキストには書いていないところが一番大事なんじゃないか、
色々なアイディアをだされていたけれど、
それを阻んでいるのが、テキストに書いていないところの力関係なんじゃないか、
というお話がありました。。
テキストを深読みしていこう、ということです。

そして村田俊一先生からは、
高校生の発表からは正義の味方になりたい、
Justice of allを大事にしていたのが伝わってきた。
長期的・中期的・短期的に考えることが大事。
コミュニティの人がどう思っているのかというところで、
市民運動についても想像を膨らませよう、
因果関係の整理 Root of causeも徹底していこう、
など、多岐にわたるコメントをいただきました。


ケースメソッドの教育的な要は、
実務者がどういったスキルが必要なのかを、
現場にいなくても生徒が学び、模擬的に培っていくことができる
という点だと、私は考えています。

関西学院総合政策学部の村田俊一ゼミのご協力を得て
今回で三回目の開催となった合同ゼミ。
お互いの学びが深まる場となるよう、
今後も継続していきたいと思っています。
有難うございました。
(SGHオフィス 津髙)