第12回全日本高校模擬国連に出場


関西学院千里国際高等部 第12回全日本高校模擬国連に出場

11年生の柏木百華さんと高橋侑祐さん1117日、18日に国際連合大学(東京都渋谷区)で開催された「ユネスコ主催全日本高校模擬国連大会」に出場しました。本年度は「武器移転」という難題を2日間かけて討論。武器の扱いについて苦い経験のあるスペイン大使を務めました。特にこの二名は、ビットコインのシステムを活用して、武器製造にストップをかける斬新なアイディアを提案し、議場を盛り上げました。ビットコインの使用について疑問視が多い中、国家が徹底して管理することによって、貧困のために武器生産や売買から抜けられない人たちに健全な仕事を与え、かつその人たちが正しく収入を利用しているかを追跡できるビットコインの特殊性を活かしたモデルを提唱しました。
7月から約5カ月かけて多様な視点から問題を分析し、随分頭をひねった末に納得のいく解決策を生み出せたこと、またその提案がトップレベルの会議で認められたことは素晴らしいことです。今後もこの二人の活躍から目が離せません。

生徒活動センター、SOIS Scholar's Club顧問
水口香