SGH ~KGU 総合政策学部 村田ゼミ×千里国際合同ゼミ2018 開催しました~

関西学院総合政策学部 村田俊一先生のゼミ生と合同ゼミを開催しました。
2018年4月7日(土) 千里国際キャンパスにて。

今年度3回目となりました、
村田俊一ゼミと千里国際の合同ゼミ。
千里国際からは12名、
村田ゼミからは16名が参加し、
生徒28名、先生も合わせると総勢31名。
千里国際高等部の生徒の記事はこちら



村田先生から出していただいた、国際開発のケースメソッドの課題に取り組み、
開発現場の非常にリアルな、複雑に事情が入り組むケースを約1か月半読み込んで、
分析し、「この状況で、何を考え、何をするべきか?」に対する答えを
村田ゼミ生3・4年生で構成される、3グループの発表がありました。




千里国際高等部2・3年生は1グループで発表を行いました。





大学生・高校生の混成グループでディスカッションも行いました。


院生の北川さんから
生徒の皆さんから「テキストに書かれていることが限られていて」という声が
あったけれど、
ケースメソッドのテキストには書いていないところが一番大事なんじゃないか、
色々なアイディアをだされていたけれど、
それを阻んでいるのが、テキストに書いていないところの力関係なんじゃないか、
というお話がありました。。
テキストを深読みしていこう、ということです。

そして村田俊一先生からは、
高校生の発表からは正義の味方になりたい、
Justice of allを大事にしていたのが伝わってきた。
長期的・中期的・短期的に考えることが大事。
コミュニティの人がどう思っているのかというところで、
市民運動についても想像を膨らませよう、
因果関係の整理 Root of causeも徹底していこう、
など、多岐にわたるコメントをいただきました。


ケースメソッドの教育的な要は、
実務者がどういったスキルが必要なのかを、
現場にいなくても生徒が学び、模擬的に培っていくことができる
という点だと、私は考えています。

関西学院総合政策学部の村田俊一ゼミのご協力を得て
今回で三回目の開催となった合同ゼミ。
お互いの学びが深まる場となるよう、
今後も継続していきたいと思っています。
有難うございました。
(SGHオフィス 津髙)